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「五月雨に物思ひをれば時鳥夜深く鳴きていづち行くらむ」(古今集・夏歌・153・紀友則)。いつの時代にもどんな国にも雨は降りますが、日本人ほど雨を感じて楽しみ、ときに悲しみ、そして雨を詠った国はないと思います。梅雨(長雨)がはやく終わるよう祈るのではく、窓の外に耳をすませて心静かに本を読んでみるのはいかがでしょうか。みなさんは、夜更けに鳴くほととぎすは一体どこへ行ったのだと思いますか?
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