書誌詳細
みんなで語る「ふなずし」の歴史
- 著者名滋賀県ミュージアム活性化推進委員会∥[編]
- 出版者滋賀県ミュージアム活性化推進委員会
- 出版年2015
所蔵事項
- 登録番号8000084431
- 請求記号667.6/シ
- 蔵書区分図書 - 郷土資料
- 登録番号8000084432
- 請求記号667.6/シ
- 蔵書区分図書 - 郷土資料
書誌事項
- タイトルみんなで語る「ふなずし」の歴史
- 書名ヨミミンナデカタルフナズシノレキシ
- 著者名滋賀県ミュージアム活性化推進委員会∥[編]
- 著者ヨミシガケンミュージアムカッセイカスイシンイインカイ
- 出版地草津
- 出版者滋賀県ミュージアム活性化推進委員会
- 出版年2015
- 注記/内容執筆者:秋道智彌、齊藤慶一、篠原徹、橋本道範、日比野光敏、藤岡康弘;当館関係者著作物
- 内容紹介橋本道範「室町時代の「ふなずし」―山科家と蜷川親元の日記から―」(pp.101-141)
室町時代におけるフナズシの実態に迫ったものである。フナズシの歴史に関する研究の進展を紹介しつつ、15世紀の山科家の日記類や蜷川親元日記から、近江産の「ふなずし」の消費が多いこと、結桶で運搬されることはまだ少数であること、グレゴリオ暦六月に消費のピークがあることを指摘した。これは「滋賀県の現在のふなずし」がスシの最も古い形態とする通説を否定するものであり、「ふなずし」の製法等は過去も近過去も多様であると論じた。