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書誌詳細

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少年の名はジルベール

  • 著者名竹宮惠子著
  • 出版者小学館
  • 出版年2019.11

貸出・返却・予約状況

  • 所蔵数1
  • 貸出可能数1
  • 予約数0

所蔵事項

  • 登録番号0021929
  • 請求記号726.101/TA
  • 貸出区分通常
  • 蔵書区分図書
  • 配架場所教員推薦図書
  • 所蔵状態所蔵

書評

少女漫画家の萩尾望都と竹宮恵子の名は、一度は聞いたことがあるのではないか。二人は駆け出しの頃に出会い、仲良く同居し、刺激し合いながら漫画の創作に励んでいた。その場所は後に「大泉サロン」とも呼ばれ、その後活躍する多くの少女漫画家達のたまり場となり、女版「トキワ荘」とも言われている。その経緯と意味について客観的に考察されている。
 その後2人は絶交状態となってしまい、50年以上が経過した現在も一切の交流はないという。同居するほど仲が良かったのに、なぜそうなってしまったのか。その理由は、萩尾望都の「一度きりの大泉の話」(河出書房新社)を読んでいただきたい。なお、一方の竹宮恵子が書いた「少年の名はジルベール」(小学館)も、並行して読むことをお勧めする。
 少女漫画界に大きな足跡を残した巨頭の人間関係が、少女漫画的で実に面白い。

  • 記入者小澤朗人先生

書誌事項

  • 書名少年の名はジルベール
  • 著者名竹宮惠子著
  • 叢書名小学館文庫
  • 叢書番号[た37-1]
  • ISBN9784094067132
  • 出版地東京
  • 出版者小学館
  • 出版年2019.11
  • ページ267p
  • サイズ16cm
  • 注記シリーズ番号はブックジャケットによる
  • 件名竹宮, 恵子
    竹宮, 恵子(1950-)