アフガニスタンと聞いてどのような風景を想像しますか？実は今から20年ほど前には緑豊かな農業生産物の輸出国だったそうです。医師として赴任した中村さんは厳しい旱魃に遭遇し、医療では多くの人命を救えないことを痛感し、独学で用水路を建設し多くの命を救いました。
本書はNHK「ラジオ深夜便」でのインタビューの再現で、第三章では自身の活動を「セロ弾きのゴーシュ」に例えています。第六章に登場する伊藤和也さんは、本学の前身である県立農林短期大学校の卒業生で、この図書館には卒業論文も残されています。
各章には数枚の写真と説明が添えられているので、ひとまずぺらぺらと眺め、気になった章があれば読んでみてはいかがでしょうか？

• 記入者丹羽康夫先生

• 書名わたしは「セロ弾きのゴーシュ」 : 中村哲が本当に伝えたかったこと

• 著者名中村哲著

• ISBN9784140818794

• 出版地東京
• 出版者NHK出版
• 出版年2021.10

• ページ232p, 図版12枚
• サイズ19cm

• 注記NHK「ラジオ深夜便こころの時代」でのインタビューを再現したもの
  帯写真およびカラーページ写真, 放送記録: 巻末

• 件名中村, 哲
  国際協力
  アフガニスタン
  疏水 -- アフガニスタン
  水利 -- アフガニスタン
  医療 -- アフガニスタン
  国際協力(日本) -- アフガニスタン
  中村, 哲(1946～2019)