社会学をはじめる 複雑さを生きる技法
- 著者名宮内/泰介‖著
- 出版者筑摩書房
- 出版年2024.6
貸出・返却・予約状況
- 所蔵数1
- 貸出可能数1
- 予約数0
- 貸出累計0
所蔵事項
- 登録番号000042333
- 請求記号K/081/C/460
- 貸出区分持出可能
- 蔵書区分図書 - 一般
- 所蔵館佼成学園図書館
- 配架場所閲・総記
- 所蔵状態所蔵
書誌事項
- 書名社会学をはじめる 複雑さを生きる技法
- 書名ヨミシャカイガクオハジメル
- 著者名宮内/泰介‖著
- 著者ヨミミヤウチ,タイスケ
- 叢書名ちくまプリマー新書
- 叢書番号460
- ISBN9784480684868
- 国名コードJP
- 言語コードjpn
- 出版地東京
- 出版者筑摩書房
- 出版年2024.6
- ページ205p
- サイズ18cm
- 価格¥860
- 件名社会学
- 内容文献:p201〜205
- 内容紹介「調査」で聞き、「分析」で考え、「理論」で表現する…。社会のことをみんなで考えて、なんとかしたい人のための、基礎が身につく入門書。簡単な解き方などない複雑さの中で人びとはどういう道を歩めばよいのかを考える。
- 著者紹介北海道大学大学院文学研究院教授。博士(社会学)。専門は環境社会学。著書に「人びとの自然再生」など。
内容細目
- タイトルまえがき
- タイトル第1章 世界は意味に満ちあふれている-やっかいな問題としての社会
- タイトル 社会は二重に複雑
- タイトル 社会は意味から成り立っている
- タイトル 意味は言葉で成り立っている
- タイトル やっかいな問題
- タイトル 社会問題に解決はない
- タイトル 社会は存在するの?
- タイトル デュルケムの「社会的事実」
- タイトル 社会と社会学の共進化
- タイトル 社会学は社会主義
- タイトル 社会学は社会の解決力を擁護する
- タイトル 社会をプロセスとして考える
- タイトル 固定的な見方を解きほぐす
- タイトル第2章 社会学って何だ?-みんなで規範の物語を作るいとなみ
- タイトル 飯島伸子の「被害構造論」
- タイトル 社会学は対話から成り立っている
- タイトル 社会学は社会の外に出られない
- タイトル 社会学は規範的な学問
- タイトル 規範を前面に出した「サードプレイス」論
- タイトル 意味は身体的な行為の中から生まれる
- タイトル 共同の規範をつくるいとなみとしての社会学
- タイトル 環境問題はどう解決できるのかという問い
- タイトル ヒントとしての順応的管理
- タイトル 順応的なプロセスとしての社会学
- タイトル第3章 聞くことこそが社会学さ-対話的な社会認識としての調査
- タイトル 意味を集める
- タイトル ソロモン諸島の経験から
- タイトル 対話的に社会認識が進む
- タイトル 対話の試行錯誤
- タイトル 社会学は全体性を手放さない
- タイトル インタビューは認識を更新するプロセス
- タイトル ライフストーリーを聞く
- タイトル 個人の中の複雑な社会を聞く
- タイトル 観察という「聞く」
- タイトル 文献・資料調査という「聞く」
- タイトル 統計調査という「聞く」
- タイトル アンケート調査という「聞く」
- タイトル アンケート調査にも対話プロセスが必要
- タイトル 社会学は「聞く」の組み合わせ
- タイトル第4章 社会学は泥臭い分析技法を手放さない-圧縮して考える
- タイトル データ集めと分析は同時並行
- タイトル 分析の基本は「圧縮」
- タイトル 数値化という圧縮
- タイトル コード化という圧縮
- タイトル 図表化という圧縮
- タイトル 図表化することで気づく
- タイトル 見通しをよくして考える
- タイトル 四つの分析パターン
- タイトル 被災住民調査から
- タイトル 分類・傾向・比較・関係
- タイトル 広義の比較に意味がある
- タイトル 演繹と帰納
- タイトル アブダクションという推論方法
- タイトル いいアブダクションのためにはいい圧縮を
- タイトル第5章 なんのための理論?-表現の技法としての理論と物語
- タイトル 言葉で表現するということ
- タイトル 「感情労働」論のインパクト
- タイトル ソロモン諸島研究の理論化
- タイトル いろいろな水準の理論がある
- タイトル グランド・セオリーより中範囲の理論
- タイトル 理論とは共同で考えるためのフレームワーク
- タイトル 欠如モデルに陥らないために
- タイトル 冗長性をもった理論と物語
- タイトル 理論・物語としての記述
- タイトル 関係性まで描き出す厚い記述
- タイトル 理論を利用する
- タイトル第6章 みんなソシオロジストになればいいのに-人びとの共同のいとなみとしての社会学
- タイトル 「協議会」の失敗
- タイトル 合意形成の困難
- タイトル 社会学実践をしよう
- タイトル 聞くことが基本的な姿勢
- タイトル 対話を継続し蓄積する
- タイトル 共同で分析し提言する
- タイトル 社会学することの喜び
- タイトルあとがき
- タイトル文献