書誌詳細
佐賀町エキジビット・スペース1983-2000 現代美術の定点観測
貸出・返却・予約状況
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貸出可能
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所蔵事項
- 登録番号M00031963
- 請求記号706.9-S
- 貸出区分貸出許可
- 蔵書区分図書 - 図書
書誌事項
- 書名佐賀町エキジビット・スペース1983-2000 現代美術の定点観測
- 書名ヨミサガチョウエキジビットスペースセンキュウヒャクハチジュウサンニセン
- 原書名SAGACHO EXHIBIT SPACE 1983-2000:Fixed‐Point Observation of Contemporary Art
- ISBN9784908062339
- 国名コードJP
- 言語コードjpn
- 注記会期・会場:2020年9月12日(土)-12月13日(日) 群馬県立近代美術館
- 内容佐賀町エキジビット・スペース年譜:p238〜242,243〜247 日本の現代美術が飛躍的に発展した1980年代、世界のアートシーンには、ドイツにクンストハレ(コレクションを持たない美術館)があり、アメリカではニューヨークのPS1(廃校となった公立小学校を改修し展示ギャラリーとアーティスト・イン・レジデンスを併設)が先鞭をつけるなど、新しい作家を生むインフラストラクチャーの開発が多く見られました。
そのような状況の中、パルコなどの企画広告ディレクターであり、「現代衣服の源流展」(京都国立近代美術館、1975 年)や「マッキントッシュのデザイン展」(西武美術館、1979年)などのキュレーション、またプライベートブランドの先駆けでもある「無印良品」の立ち上げなどに関わった小池一子は、東京都江東区佐賀町にあった食糧ビル(1927年竣工)の3階講堂を修復し、1983年に佐賀町エキジビット・スペースを開設しました。「美術館でも商業画廊でもない」もう一つの美術現場を提唱し、発表の場を求めるアーティストに寄り沿う姿勢を打ち出す実験的な展示空間として、佐賀町エキジビット・スペースは、美術、デザイン、ファッション、建築、写真といった従来のジャンルを超えた、日本初の「オルタナティブ・スペース」として海外からも注目される存在となりました。 佐賀町エキジビット・スペースで行われた展覧会は106回、関わった国内外のアーティストは400人以上にのぼり、2000年12月に幕を閉じるまで、多種多彩な現在進行形の美術を発信し続けました。その一連の活動は「定点観測」という言葉に集約することができます。本展は、開設から17年にわたる佐賀町エキジビット・スペースを拠点とした定点観測を通して、日本の現代美術の軌跡を辿るものです。
- 内容紹介「美術館でも商業画廊でもない」もう一つの美術現場として1983年に開設された日本初のオルタナティブ・スペース「佐賀町エキジビット・スペース」の17年の全貌を紹介。2020年9〜12月開催の同名展覧会のカタログ。