書誌詳細
大村智ものがたり 苦しい道こそ楽しい人生
- 著者名馬場/錬成‖著
- 出版者毎日新聞出版
- 出版年2015.12
貸出・返却・予約状況
- 貸出状況
貸出可能
- 所蔵数1
- 貸出可能数1
- 予約数0
- 貸出累計1
所蔵事項
- 登録番号M00023733
- 請求記号1①-402.8-O
- 貸出区分貸出許可
- 蔵書区分図書 - 図書
書誌事項
- 書名大村智ものがたり 苦しい道こそ楽しい人生
- 書名ヨミオオムラサトシモノガタリ
- ISBN9784620323572
- 国名コードJP
- 言語コードjpn
- 出版地東京
- 出版者毎日新聞出版
- 出版年2015.12
- 内容紹介いつも新しいことに挑戦し、全力を挙げて一生懸命やっていると、応援してくれる人も出てきて、いい結果につながります-。大村智がノーベル生理学・医学賞を受賞するまでの道のりを描く。大村智からのメッセージも掲載。
- 著者紹介1940年東京都生まれ。東京理科大学理学部卒業。読売新聞論説委員、東京理科大学知財専門職大学院教授を経て、21世紀構想研究会理事長、JST・中国総合研究交流センター上席フェロー。
内容細目
タイトル | 著者 | ページ |
みなさんへ伝えたい私の体験 | | |
はじめに | | |
第1章 「自然が友達」の子ども時代 | | |
ウナギとりで知った自然の不思議 | | |
甲府盆地の山なみを見ながら育つ | | |
農作業の手伝いで自然現象を学ぶ | | |
馬の背で居眠りしても無事帰宅 | | |
養蚕の研究ノートをつけていた母親 | | |
おカイコさんのおかげで子どもは全員大学へ | | |
植林の大切さを理解した山仕事 | | |
戦争中に英語教育 | | |
担任の鈴木先生との思い出 | | |
スポーツに明け暮れた中学時代 | | |
地元の県立韮崎高校に進学 | | |
卓球部とスキー部に入って大活躍 | | |
スキーのクロスカントリーに打ち込む | | |
父親の一言で大学進学を決意 | | |
山梨大学に合格 | | |
第2章 人との出会いで道がひらける | | |
マイスター制度ではじまった大学生活 | | |
自宅から大学まで走って通学 | | |
「人まねはするな!」と横山先生から教わる | | |
社会に出てからの5年間が勝負 | | |
思いもよらない体育教師への誘い | | |
人は指導ひとつでどんどん向上する | | |
もっと勉強しよう、学び直そう | | |
学び直しはドイツ語から | | |
本格的に化学も学び直す | | |
東京理科大学の大学院に進学 | | |
記念式典で祝辞を読む大役を務める | | |
文子さんとお見合い結婚 | | |
だったら世界を目指せばいいじゃないか | | |
世界で通用するために英語で論文を書く | | |
夜間高校の先生をやめてさらに転進 | | |
微生物との最初の出合い | | |
第3章 「人の役に立つ仕事をしよう!」 | | |
朝6時に出勤する29歳の新人研究者 | | |
「この論文を書いたのは、あなたですか?」 | | |
時間も寒さも忘れて研究に没頭 | | |
北里研究所を守ろうと決意 | | |
そうだ、アメリカに行こう! | | |
ティシュラー教授と運命の出会い | | |
ノーベル賞受賞者とも共同研究 | | |
文子さんはキャンパスで人気者 | | |
研究費は自分でかせぐ | | |
アメリカの企業が「大村方式」で協力 | | |
企業からの研究費を導入 | | |
第4章 ついに発見! 2億人を救う化学物質 | | |
「人と違うことをしよう!」-動物薬の開発 | | |
ポケットにはいつもスプーンとビニール袋 | | |
常にチーム全体に目配りをする | | |
研究補助員が見つけた新種の微生物 | | |
大村研究室閉鎖のピンチ | | |
世の中を変える微生物を発見! | | |
メルク社で実験がはじまる | | |
ついにエバーメクチンを発見! | | |
エバーメクチンの実験結果 | | |
学会をわかせたひとこと | | |
200億円以上の特許料が生まれる | | |
動物に効くなら人間にも! | | |
熱帯地方のオンコセルカ症にも効く | | |
WHOも驚いたイベルメクチンの効き目 | | |
蔓延国にイベルメクチンを無料で配布 | | |
研究の成果を見にアフリカへ | | |
集落で見たオンコセルカ症の惨状 | | |
輝いているガーナの子どもたちに救われる | | |
ストックホルムから1本の電話が! | | |
おわりに | | |