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「パレスチナ人」ってどんな人?/3つの世界宗教の聖地/8つの「7」のつく年 | | |
第1章 イスラム帝国とパレスチナ-オスマン帝国の征服 | | |
「シリア・パレスチナ」/ミッレト制/東方問題/土地制度/クリミア戦争 | | |
第2章 シオニズムと近代反ユダヤ主義-バーゼル会議 | | |
シオニズム運動/シオニズム運動の統一/「ユダヤ人」とはどのような人びとか/キリスト教徒の「敵」/近代反ユダヤ主義はなぜ生まれたのか | | |
コラム ユダヤ人の国とヘルツル | | |
第3章 大国のエゴイズム-バルフォア宣言発表 | | |
バルフォア宣言/遺産の奪いあい/イギリスのおかしな2つの約束/フサイン・マクマホン書簡/サイクス・ピコ協定/シオニストの計画にイギリスが力を貸す理由 | | |
第4章 失敗したイギリスのパレスチナ支配-「ピール委員会」報告書発表 | | |
パレスチナの「委任統治」にのりだしたイギリス/切りきざまれた委任統治領/破たんした委任統治/パレスチナ分割を提案したピール報告書/ナチスとアメリカ、イギリス/アラブ人社会の抵抗と敗北 | | |
第5章 冷戦のなかで生まれたイスラエル-国際連合のパレスチナ分割決議 | | |
冷たい戦争/ホロコーストから、ただ1つの希望へ/国連のパレスチナ分割決議/第一次中東戦争/アメリカとソビエトの動き/ソビエト政府の対応 | | |
コラム パレスチナ分割とトルーマン | | |
第6章 「難民」から「パレスチナ人」へ-第三次中東戦争の意味 | | |
主人公となったパレスチナ人/6月戦争/国連安保理決議242号/アル・カラーメの闘い/アラブ人の「名誉」/英雄となったゲリラ/民主的・非宗派的パレスチナ国家 | | |
第7章 タカとハトとラビ-イスラエルにタカ派リクード政権成立 | | |
「ユダヤ人の国」イスラエルの変化/タカとハト/修正主義者/「ハト」派の人びと/イフードの結成/「ラビ」 | | |
コラム イスラエルの政党 | | |
第8章 「石の革命」からオスロ合意へ-第一次インティファーダ始まる | | |
新しい主役/インティファーダ/最前線にとび出した少年たち/人民委員会/石の革命/パレスチナ国家独立宣言/暗転/イスラエルとの交渉/オスロの秘密交渉 | | |
第9章 裏切られたオスロ合意-希望から幻滅へ | | |
「原則の宣言」調印式/自治交渉の中断・遅れ/イスラエル右派政権の復活/泥沼にはまった自治交渉/労働党の政権復帰、首脳会談/キャンプ・デービッド首脳会談 | | |
第10章 平和への遠い道-オスロ合意体制の終わり | | |
西岸地区再占領/入植活動と分離壁/ガザ地区への新たな攻撃/ハマースの台頭とパレスチナ自治政府の分裂/不毛な交渉、「仲介者」アメリカの無責任/パレスチナ側の外交攻勢 | | |
コラム ファタハとアラファート | | |
第11章 パレスチナのこれから-出口の見えない第三次インティファーダ | | |
若者たちの絶望と抵抗/パレスチナはどこへ? | | |
資料編 | | |
バルフォア宣言/マクマホンの手紙/サイクス・ピコ協定/ピール報告書/マルコム・マクドナルドの白書/イスラエル独立宣言/国連総会決議181号(パレスチナ分割決議)/帰還法/国連安全保障理事会決議242号/国連総会決議3236号/二階堂官房長官談話/シオニスト・ビルトモア綱領/パレスチナ国家独立宣言(要旨)/パレスチナ国民評議会・政治宣言/ファタハの七項目行動綱領/「暫定自治政府編成に関するパレスチナ-イスラエルによる原則の宣言」(オスロ合意)(1993年9月13日)/アラファート議長よりラビン首相あての書簡(1993年9月9日)/パレスチナ国民憲章/「カルテット」のロード・マップ(2003年4月正式提示) | | |
あとがき | | |
もっと知りたいとき参考になる20冊 | | |
パレスチナ問題を理解するための年表 | | |