書誌詳細
はじめての戦争と平和
- 著者名鶴岡/路人‖著
- 出版者筑摩書房
- 出版年2024.11
貸出・返却・予約状況
- 貸出状況
貸出可能
- 所蔵数1
- 貸出可能数1
- 予約数0
- 貸出累計0
所蔵事項
- 登録番号00013675
- 請求記号319.8-ツル
- 貸出区分通常
- 蔵書区分図書 - 一般図書
書誌事項
- 書名はじめての戦争と平和
- 書名ヨミハジメテノセンソウトヘイワ
- ISBN9784480685087
- 国名コードJP
- 言語コードjpn
- 内容紹介安全保障とは、リスクをゼロにするような理想論ではなく、現実的にリスクを把握、管理し、対処すること。戦争のない世界を目指すための土台となる、国際関係や防衛の問題のリアルな読みとき方を紹介します。
- 著者紹介東京都生まれ。英ロンドン大学キングス・カレッジ戦争研究学部で博士号(PhD)取得。慶應義塾大学総合政策学部准教授。著書に「EU離脱」「欧州戦争としてのウクライナ侵攻」など。
内容細目
- タイトル やっぱり人間が重要/プーチンの戦争/ゼレンスキーの戦争/人類の歴史は本当に戦争の歴史なのか/個人としての兵士/市民は平和的か好戦的か
- タイトル 国際関係は国「際」関係/ロシアの戦争/民主主義とは?/民主主義国家は戦争をしない?/デモクラティック・ピース論/民主主義の拡大?/「自国のことに専念して他国を無視してはならない」の意味/足元をみられる民主主義国家?
- タイトル 国家に行動の自由はない?/政権交代しても変わらない外交/現実路線への転換?/パワー・バランスの重要性/安定をもたらす力の分布?/「現状維持」「現状変更」とは?/「力の真空」が生まれるとき/緩衝地帯ってなに?
- タイトル 安全保障とは?/脅威を考える/「力による現状変更」/国際秩序への挑戦/国際テロの脅威/ハイブリッド戦争とは?/自然の脅威
- タイトル 国家の防衛/日本が示す国益/領土を守る/経済を守る/経済力と軍事力/経済安全保障の時代/価値を守る/占領されるとはどういうことか
- タイトル 軍隊は戦争するために存在するのか?/自衛権とは?/軍隊とは?/自衛隊は軍隊か/陸・海・空軍/サイバー軍、宇宙軍へ/武器の貿易は悪いこと?/武器があるから戦争が起きる?
- タイトル 自助と同盟/基本は助けてくれない/権利を義務に/他国を助けるということ/拡大抑止の難しさ/「見捨てられ」と「巻き込まれ」/同盟管理とバードン・シェアリング
- タイトル 核兵器による危険と平和/さまざまな核兵器/世界は核兵器だらけ?/核兵器はなぜ特別?/核兵器は強者の兵器か/オバマ大統領のプラハ演説/「核兵器なき世界」への長い道のり/「核兵器なき世界」は通常兵器の世界…/核兵器を使わせないために
- タイトル 外交と軍事はつながっている/協力が困難な「囚人のジレンマ」/「囚人のジレンマ」を乗り越える/国際機関は無力なのか/欧州統合による平和/戦争を「不可能にする」/国際法の目的と効果
- タイトル 抑止による戦争の阻止/懲罰的抑止とは?/拒否的抑止とは?/能力と意思、そして伝達/核兵器使用の抑止/大規模すぎる脅しは逆効果/合理性の落とし穴/さまざまな抑止のバランス/サイバー抑止へ?/抑止としての経済制裁?
- タイトル 日本「だけ」を守れるのか/どのように世界に関与するか/安全保障面での役割も必要なの?/価値とパワー/日本の舵取り