書誌詳細
ネットはなぜいつも揉めているのか
- 著者名津田/正太郎‖著
- 出版者筑摩書房
- 出版年2024.5
貸出・返却・予約状況
- 貸出状況
貸出可能
- 所蔵数1
- 貸出可能数1
- 予約数0
- 貸出累計0
所蔵事項
- 登録番号00013345
- 請求記号プリ-007.353-ツダ
- 貸出区分通常
- 蔵書区分図書 - 一般図書
書誌事項
- 書名ネットはなぜいつも揉めているのか
- 書名ヨミネットワナゼイツモモメテイルノカ
- 著者名津田/正太郎‖著
- 著者ヨミツダ,ショウタロウ
- ISBN9784480684837
- 国名コードJP
- 言語コードjpn
- 内容紹介日々起きる事件や出来事、問題発言をめぐって、ネットユーザーは毎日のように言い争っている。「炎上」を経験したメディア社会論者が、終わりのない諍いを生み出す社会やメディアのあり方を考える。
- 著者紹介大阪府生まれ。慶應義塾大学大学院法学研究科単位取得退学。同大学メディア・コミュニケーション研究所教授。著書に「ナショナリズムとマスメディア」など。
内容細目
- タイトル きっかけのツイート/押し寄せる批判/「パブリック・エネミー」になる/ネットバトルの波
- タイトル アニメ表現の影響とは何か/「公共の場所」とはいかなる場所か/名作の「アップデート」は認められるか/作品解釈の多様性
- タイトル第二章 ソーシャルメディアの曖昧さと「権力」
- タイトル 「間メディア環境」におけるネット炎上/「間アプリ環境」の出現
- タイトル インターネットのコミュニケーション特性/曖昧なソーシャルメディア/メッセージ解釈のズレ
- タイトル ソーシャルメディアの対等性/ソーシャルメディア内の「権力」/「アテンションへの注目」と過剰評価
- タイトル第三章 エコーチェンバーの崩壊と拡大する被害者意識
- タイトル ネットバトルにおける被害者意識/「傷つきやすさ・弱さ=純粋さ・誠実さ」/非難される被害者
- タイトル イデオロギー的分極化と感情的分極化/意見産業化・激怒産業化するメディア/被害者政治の背景/偽りの分極化はどのように進行するのか/「嫌がらせ」としての政策志向
- タイトル インターネット上での対立はどのように説明されてきたか/緩やかなエコーチェンバーの崩壊/「聞いて」はいるが「耳を傾けない」/「火事と喧嘩はネットの華」か?/被害者政治の帰結
- タイトル第四章 「不寛容な寛容社会」とマスメディア批判
- タイトル 座席交換をめぐる論争/品行方正になった日本社会/寛容さの広がりと個人化
- タイトル マスメディアは信頼されているか/批判される原因はなにか/迷惑行為としての取材/変化する記者
- タイトル 1 ソーシャルメディアは民主主義にとって危険なのか
- タイトル 危機に瀕する民主主義?/民主主義国家の強みと弱み/陰謀論とフェイクニュース
- タイトル 沈黙の螺旋/もう一つの沈黙/埋没する多数派/二つの沈黙、二つの分断
- タイトル 価値判断をめぐる問題/フェミニズムとトランスジェンダー/争点と境界線
- タイトル 陰口としてのカテゴリー化/シニシズムとは何か/シニシズム・陰謀論・ポピュリズム/他者の目に映る世界/単純さと複雑さのせめぎ合い