中野京子と読み解く運命の絵 〔3〕 なぜ、ままならない
- 著者名中野/京子∥著
- 出版者文藝春秋
- 出版年2020.11
貸出・返却・予約状況
- 所蔵数1
- 貸出可能数1
- 予約数0
- 貸出累計3
所蔵事項
- 登録番号00018676
- 請求記号723-ナ-0ART
- 貸出区分通常
- 蔵書区分図書資料 - 和書
- 所蔵館本館
- 配架場所7 芸術・スポーツ Arts and Sports
- 所蔵状態所蔵
ブックリスト
書誌事項
- 書名中野京子と読み解く運命の絵 〔3〕 なぜ、ままならない
- 書名ヨミナカノキョウコトヨミトクウンメイノエ
- 著者名中野/京子∥著
- 著者ヨミナカノ,キョウコ
- ISBN9784163912912
- 出版地東京
- 出版者文藝春秋
- 出版年2020.11
- ページ204p
- サイズ19cm
- 価格1780
- 件名絵画(西洋)
- 内容年表あり
- 内容紹介名画の背景や細部の情報を読み解くことで、「運命のドラマ」がありありと浮き上がってくるスリリングな絵画エッセイ。絵画31点はすべてオールカラー掲載。主要絵画19点は引き出し線の入った詳細解説入り。 SNSで話題の『マラーの死』。革命家が若い女性に暗殺され、浴槽で死を迎えた瞬間だ。背景を知ると見方が変わる。刺激的な17篇。
この世を生きる者たちの運命の小舟は、揺られっぱなし―名画の奥にある“運命のドラマ”を『怖い絵』著者が解き明かす。愛人の膝から立ち上がる女は関係を清算できるのか?―ハント『良心の目覚め』、何もかも思い通りにゆかない、傲岸不遜な画家の生涯。―クールベ『画家のアトリエ』、一体なぜ?古代彫刻にまつわる不運の連鎖。―アルマ=タデマ『フェイディアスとパルテノン神殿のフリーズ』、ギロチン台に向かった16人の修道女の行く末は…。―ドラローシュ『ギロチン』、仏軍VSスペイン民衆、戦場で流れた夥しい血。―ゴヤ『マドリード、1808年5月2日』ほか“運命”をキーワードに名画を読み解く17篇。
- 著者紹介北海道生まれ。作家、ドイツ文学者。西洋の歴史や藝術に関する広範な知識をもとに、絵画エッセイや歴史解説書を多数発表。著書に、『名画の謎』シリーズ(文春文庫)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
- 目次運命を招き入れた瞬間―ダヴィッド『マラーの死』/ボードリー『マラーの暗殺』
感傷的なイギリス人―ハント『良心の目覚め』
この後、まさかの展開が…―ジェラール『プシュケとアモル』/ヘイル『プシュケと玉座のヴィーナス』
予言か、呪いか―コリア『デルフォイの巫女』/ミケランジェロ『デルフォイの巫女』
性格が運命を決めるのか?―クールベ『画家のアトリエ』/鴨居玲『1982年 私』
無名人の代表―カラヴァッジョ『エマオの晩餐』/レンブラント『エマオの晩餐』
不幸な家族の肖像―ドガ『ベレッリ家の肖像』/オーチャドスン『功利的結婚』
「かかあ天下」の時代―ブリューゲル『悪女フリート』/メッケネム『ズボン(パンツ)をめぐる闘い』
「白」への固執―アルマ=タデマ/『フェイディアスとパルテノン神殿のフリーズ』
さすがミステリの本場―フリス『鉄道駅』