書誌詳細
フードデザイン 未来の食を探るデザインリサーチ
- 著者名緒方/胤浩∥著 水野/大二郎∥著
- 出版者ビー・エヌ・エヌ
- 出版年2022.7
貸出・返却・予約状況
- 貸出状況
貸出中
- 返却予定
2024年11月28日
- 所蔵数1
- 貸出可能数0
- 予約数0
- 貸出累計1
所蔵事項
- 登録番号00018225
- 請求記号588-オ-1TEC
- 貸出区分通常
- 蔵書区分図書資料 - 和書
- 所蔵館本館
- 配架場所5 技術 Technology
- 所蔵状態所蔵
書誌事項
- 書名フードデザイン 未来の食を探るデザインリサーチ
- 書名ヨミフードデザイン
- 著者名緒方/胤浩∥著 水野/大二郎∥著
- 著者ヨミオガタ,カズヒロ
- 出版地東京
- 出版者ビー・エヌ・エヌ
- 出版年2022.7
- 内容紹介出版社内容情報
食をデザインするとは?
気候変動や人口増加、紛争問題に関連する食料輸出制限など、さまざまな課題が私たちの食環境において顕在化してきている中、フードテックと呼ばれる一連の技術開発や、昆虫食に象徴される持続可能な食品開発も注目を浴びています。あたらしい食のシステム、サービス、食品を生み出すために、これまでの食に関する知識や技術を身につけるだけでなく、人間・地球にとって望ましい食のあり方を問い直し、これまでになかった食文化をデザインすることが、今求められています。
本書は、国内外で発展する、食にまつわるテクノロジーやサービスの先進事例、文化形成を目的に据えた実直な調査研究のプロセスを追いながら、フードデザインの手法と役割を照らし出す一冊です。多様なジャンルの専門家らと未来の食をテーマに議論した座談会や、著者が実践した2ヶ月183食のフード3Dプリンタ日記も収録。不確実な問題に対する可能性の提案を得意とする、デザインの特徴を最大限応用した、「これからのフードデザイン」の考え方と実践方法をわかりやすく提供します。(※本書は大阪ガス株式会社エネルギー技術研究所と京都工芸繊維大学 KYOTO Design Labの共同研究成果の一環として制作したものです。)
内容説明
食をデザインするとは?人間・地球にとって望ましい食のあり方を問い直し、持続可能な食のサービスデザイン開発に向けてヒントを与える一冊。国内外で今まさに発展するフードデザイン事例や未来の食を探るためのさまざまなデザインツールを実例とともに紹介。多様なジャンルの専門家らと未来の食をテーマに議論した座談会やフード3Dプリンタ日記―著者が実践した2ヶ月183食の調査記録―を収録。昆虫食?培養肉?フードデザインを知れば新しい食文化の当事者に。
- 著者紹介【緒方胤浩】京都工芸繊維大学大学院でフードデザインとサービスデザインの研究に従事。九州大学在学中に「トビタテ!留学JAPA」の第5期生として1年間留学したカールスルーエ造形大学でプロダクトデザインを学ぶ。「Food Shaping Kyoto」ではコンテンツデザイナーを務め、京都の都市と食の関係を読み解いた展示デザインを提案。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
【水野大二郎】京都工芸繊維大学未来デザイン・工学機構教授、慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科特別招聘教授。2008年ロイヤル・カレッジ・オブ・アート(RCA)博士課程修了、芸術博士(ファッションデザイン)。ウルトラファクトリー・クリティカルデザインラボ、京都大学デザインスクール、慶應義塾大学SFCを経て、2022年4月から現職。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
- 目次01 フードデザインとは(フードデザインを学ぶ)
02 フードデザインの現在(NEXT MEATS(ネクストミーツ株式会社)
DeliSofter(ギフモ株式会社) ほか)
03 フードデザインの実践(未来シナリオの描き方を学ぶ;ありうる未来の兆しを収集する ほか)
04 フードデザインの未来(「未来食の試食会」を開催する;フード3Dプリンタに関する基礎研究 ほか)
座談会01 「未来の食文化」を生み出すフードデザインとは―島村雅晴×宮下拓己×山内裕×水野大二郎
座談会02 豊かさや幸福感とともにあるフードデザインとは―辻村和正×ドミニク・チェン×中山晴奈 モデレーター 水野大二郎、緒方胤浩