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AIにはない「思考力」の身につけ方 ことばの学びはなぜ大切なのか?

  • 著者名今井/むつみ‖著
  • 出版者筑摩書房
  • 出版年2024.11

貸出・返却・予約状況

  • 所蔵数1
  • 貸出可能数1
  • 予約数0
  • 貸出累計1

所蔵事項

  • 登録番号00115123
  • 請求記号141/イ
  • 貸出区分貸出可能
  • 蔵書区分図書 - 一般図書
  • 所蔵館六甲学院 図書室
  • 配架場所 NEW
  • Map
  • 所蔵状態所蔵

書誌事項

  • 書名AIにはない「思考力」の身につけ方 ことばの学びはなぜ大切なのか?
  • 書名ヨミエーアイニワナイシコウリョクノミニツケカタ
  • 著者名今井/むつみ‖著
  • 著者ヨミイマイ,ムツミ
  • 叢書名ちくまQブックス
  • ISBN9784480251558
  • 国名コードJP
  • 言語コードjpn
  • 出版地東京
  • 出版者筑摩書房
  • 出版年2024.11
  • 出版者・頒布者地域名 東京都 
  • ページ127p
  • サイズ19cm
  • 価格¥1200
  • 件名推理・推論
    言語発達
  • 内容紹介私たちは文章を読みながら思考力を使っている。その時に頭の中で働くのは「推論の力」だ。この力は人間だけにありAIにはない。その違いと謎を解き明かす。2020年刊「親子で育てることば力と思考力」を10代に向け改稿。
  • 著者紹介慶應義塾大学環境情報学部教授。専門は認知科学、言語心理学、発達心理学。著書に「ことばの発達の謎を解く」「ことばの学習のパラドックス」「学力喪失」など。

内容細目

タイトル 著者 ページ
◆はじめに
|第1章|あなたはことばを、どう覚えてきたのか
 ことばが指し示す範囲を探す-「ウサギ」ということばの意味は?◆モノの特徴に注目する-レモンも葉っぱも「おつきさま」◆子どもは何に注目しているのか◆知っている言葉が増えると、推測がラクになる◆発見したことをすぐ別のシーンで応用する◆大人が気づかない関係性に気づく◆文法も自分で分析して覚える◆漢字の読み方も自分で発見◆色の名前は意外とむずかしい◆日本の色と世界の色◆「ヒツジ」を覚えると、「ワンワン」の範囲が狭まる◆ことばの範囲をみつける「手がかり」とは?◆大きいネズミと小さいゾウ?◆前後左右を伝える-「自己中心枠」と「モノ中心枠」
|第2章|問題解決に必要な「推論の力」
 「思考力」っていったい何?◆推論(1) 相互排他の推論◆推論(2) アナロジーの推論◆推論(3) 帰納推論◆生まれながらに持っている高度な力「アブダクション推論」◆知識を素早く取り出す力-情報処理能力◆思考をコントロールする能力-実行機能◆詰め込んだ知識も、取り出さなければ意味がない
|第3章|学校で必要になる「ことばの力」
 抽象的なことばが出てくる「9歳の壁」◆ことばでつまずくケース◆状況に合わせてことばの意味を考える◆新しいことばが、ことばや知識を増やす◆ことばを「生きた知識」にする方法◆英語学習の考え方◆暗記だけをしても意味がない◆ことばのセンスを育てる
|第4章|AI時代の「考える力」
 東大入試の結果は? 生成AIの思考力とは◆分数ができないChatGPT◆「分数を理解する」とは、どういうことか?◆「直観」とは何か?◆「答えがひとつでラクチン」が危険な理由◆外部装置に頼ることで、「考える力」が失われる◆「効率的に知識を身につける」必要はない◆人工知能研究者の間で有名な「記号接地問題」
◆おわりに
◆次に読んでほしい本

学習件名

漢字形 カタカナ形 ページ数
思考 シコウ 0
言葉 コトバ 0