≪月曜日≫
年に1回、図書委員・選書ツアーの日です!
丸善ジュンク堂書店 梅田店さんで、委員15名が本を選びました
さーーーて、どんな本を買ったのかな?
本が棚に並ぶのは、1月になりますが…皆さんお楽しみに~(^^♪
(おまけ)
月曜日は家庭学習日
図書館で司書は何をしているかというと…
日当たりのいい窓辺で本をばらしておりました
1798年くらいに出版された本(もちろん六甲の図書館の貴重書!)ですが
綴じ(糸で冊子を綴じている)部分がボロボロなので、修理にだします
その前に、ページ(丁)の順番が間違っているところを並べなおしてるんです
なんでページ間違うねん!!読まれへんやん!って思うよね?
和綴本は、傷んだら何度でも糸で綴じなおして使えるので、途中でこういう
間違いが…つまりこれって「草書体」が読めなくなったここ100年ほどの間に
起こったんちゃうかな~と想像しつつ並べました
(実はページの端っこに、ちゃんと番号がかいてあるのよ)
古書は、いろんな人の手を通って来るので、本そのものに歴史が刻まれています
≪火曜日≫
答案返却の授業ですが、昼休みの活動に来てくれた委員
廊下のニュース張替え中…この廊下めっちゃ寒いんです、ありがとう
珍しく、マンガの返本がありました…いやいやマンガ読んだら自分で元に戻してよ~
委員長は、安定のカウンター作業 🎄
≪木曜日≫
朝、学習センターのある5階から北側を見たら、山が白くなっていました…冬や!
図書委員の推薦本の展示が変わりました
冬休みに借りてみてはいかが?
(おまけ2)
学センの古い本の話題、つづきです
『都名所図会』(みやこめいしょずえ)という、1780年頃に出版された
京都のガイドブックがあります
これ、全6巻揃ってるんですけど…なんかヘン!!
5巻だけ、表紙の色も違うし…よくみたら5巻は『拾遺 都名所図会』じゃないですか!
拾遺=続 ですから、これは違うシリーズが1冊混ざっている!
でもね…『拾遺 都名所図会』は巻之四までしかないはず
では…ここにある「巻之五」は存在しない本なの???
左が『都名所図会 巻之一』 右は『拾遺 都名所図会 巻之五』なんですが… 拡大するとこんな感じ
ううーーー…なんか頭がこんがらがってきた
実はこれ、
「二」という字に縦棒を2本、筆で書き足してありました!!!!
『拾遺 都名所図会 巻之二』を「巻之五」にみせかけて、
『都名所図会』シリーズ6冊揃っているようにみせて販売してたんや(笑)
古い本なので、どの時代でこういう”インチキ”な商売がされたのかは
わかりませんが…なかなか興味深い
いろんな詐欺がニュースで話題になりますが…昔から人の考えることはあまりかわらん…( ゚Д゚)