連続殺人鬼カエル男
- 著者名中山/七里‖著
- 出版者宝島社
- 出版年2011.2
貸出・返却・予約状況
- 所蔵数1
- 貸出可能数1
- 予約数0
- 貸出累計47
所蔵事項
書評
鬼といえば「練習の鬼」など人ならざる力を持った者を表す言葉でもあります。では、鬼は生まれた時から鬼なのでしょうか育った環境で鬼は生まれるのでしょうか。
この本では刑法39条で心身喪失者とされ裁かれないことになるような、異質な環境で育った犯人の姿があります。しかし環境のせいで犯人は鬼となったのでしょうか。
狂気性を持った殺人鬼とそれを恐れパニックになる市民、刑法39条の存在意義について問われる警察の関係がきれいに描かれています。
本当の”犯人”はいったい誰なのか考えてみてください。
-- 81期 T君書評 --
とある市内で殺人事件が発生。犯行は実に残虐なもので、死体の近くには犯行と同じ方法でカエルを殺すという内容の詩が書かれた紙片一枚だけが残されていた…。警視庁の渡瀬と古手川は捜査を開始するが、ついに2件目の事件が発生し、3件目は古手川が知り合いになって昨日まで話していた子供が遺体で発見される。警察は犯人を「カエル男」と呼び、連続殺人に捜査を切りかえ、しだいにある法則性に気がつくが…?!続編もあります。
- 記入者81期 N君 / 81期 T君
- 記入日2021年01月28日
書誌事項
- 書名連続殺人鬼カエル男
- 書名ヨミレンゾクサツジンキカエルオトコ
- 著者名中山/七里‖著
- 著者ヨミナカヤマ,シチリ
- 叢書名宝島社文庫
- 叢書番号Cな-6-2
- 副叢書名このミス大賞
- ISBN9784796680899
- 国名コードJP
- 言語コードjpn
- 出版地東京
- 出版者宝島社
- 出版年2011.2
- ページ411p
- サイズ16cm
- 価格¥600