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おいしさを科学する

  • 著者名伏木/亨‖著
  • 出版者筑摩書房
  • 出版年2006.9

貸出・返却・予約状況

  • 所蔵数1
  • 貸出可能数1
  • 予約数0
  • 貸出累計4

所蔵事項

  • 登録番号00081195
  • 請求記号S/596/フ
  • 貸出区分貸出可能
  • 蔵書区分図書 - 一般図書
  • 所蔵館六甲学院 図書室
  • 配架場所 S_新書
  • Map
  • 所蔵状態所蔵

ブックリスト

書誌事項

  • 書名おいしさを科学する
  • 書名ヨミオイシサオカガクスル
  • 著者名伏木/亨‖著
  • 著者ヨミフシキ,トオル
  • 叢書名ちくまプリマー新書
  • 叢書番号044
  • ISBN4480687440
  • 国名コードJP
  • 言語コードjpn
  • 出版地東京
  • 出版者筑摩書房
  • 出版年2006.9
  • 出版者・頒布者地域名 東京都 
  • ページ147p
  • サイズ18cm
  • 価格¥720
  • 件名料理
    調味料
  • 内容紹介日本の料理の基本はダシにある。カツオや昆布や煮干しなどからうま味成分を抽出した一般的なダシのほか、醬油やみりんやソース、ケチャップ、味噌などさまざまな調味料もダシとして扱い、そのおいしさの本質に迫る。
  • 著者紹介1953年滋賀県生まれ。京都大学大学院を経て、京都大学農学研究科教授。専門は食品・栄養学。日本栄養・食糧学会評議員、日本香辛料研究会会長。著書に「コクと旨味の秘密」「魔法の舌」他。

内容細目

タイトル 著者 ページ
はじめに-カレーもラーメンもダシが命
第一章 ダシとは何か
 古今東西、世界中に存在する「ダシ」
 古代ローマは魚臭かった?
 東南アジアは魚醬の宝庫
 中国人もうま味探し
 各国伝統の味わいを支えるダシのスープ
 ダシが変われば料理も変わる
 日本のおいしさに占めるダシの位置
 *Column1*好き嫌いは舌ではなくて頭が考える
第二章 日本のダシ
 日本のダシはカツオと昆布
 抽出はダシの重要ステップ
 ダシの風味の成分は多すぎて特定しがたい
 昆布の香りも理解が難しい
 カツオ節ができるまで
 カツオダシはいつから使われていた?
 老舗の割烹・料亭では
 高度に洗練された日本のダシ文化
 相乗効果を駆使する高度のテクニック
 動物性の食品が乏しい中で貴重だったダシ
 野菜を動物性の味わいに変える魔法の調味料?
 味噌や醬油は料理をおいしくする
 *Column2*生まれつきの好き嫌いはない?
第三章 ダシの好みは排他的
 味は許せるが風味は好きになれない
 ダシがないと何もおいしくない?
 トリノ冬季オリンピックでも日本食材探し
 日本人はダシと醬油中毒
 韓国人がやみつきになるうま味
 人間はそれほど多様な味わいを欲していない
 目は食べ慣れたメニューを追う不思議
 期待感が料理を選択させるのだが…
 ダシの味わいは安全を知らせる信号でもある
 日本化された各国料理
 行列ラーメンまでが魚介類のダシ
 *Column3*高カロリーはおいしすぎるから危険
第四章 ダシのおいしさは心地よさにある
 ダシが好きなのは人間だけではない
 海外でうどんに群がる日本人
 のめり込むおいしさの秘密
 ダシのおいしさが食べ物を胃にうまく納める?
 ダシはなぜ心地いいのだろう?
 心地よさを生じる根拠はβエンドルフィンか
 *Column4*研究室での大論争「しょう油好きか、ソース好きか」(前)
第五章 なぜダシに心地よさを感じるのか
 ネズミもダシにやみつきになる
 「やみつき」を実験的に再現する
 ダシにも油と同様の作用が
 本能が支持する特別なおいしさ
 ダシの原料も人間と同じく生物であった
 細胞がほしがっている栄養素は似ている
 ダシが好きになった人は風味が好きになっている
 アミノ酸・核酸で人工のカツオダシを作る
 香りさえあればいいわけではない
 うま味には適度な塩分が不可欠
 ダシの塩加減の生理学
 *Column5*研究室での大論争「しょう油好きか、ソース好きか」(後)
第六章 ダシの重要性と未来
 なぜ、ダシのおいしさを知らなければならないのか
 和風ダシ好きは健康への近道
 グローバルな味覚などなくても困らない
 小学生がダシを引いた
 スープカレーもラーメンもみんなダシ文化の最先端
 世代によってやみつきの対象が異なる現代日本
 食文化が激変する
おわりに-新しいダシの文化は現れるか

学習件名

漢字形 カタカナ形 ページ数
味覚 ミカク 0
調味料 チョウミリョウ 0
食文化 ショクブンカ 0