タイトル | 著者 | ページ |
プロローグ カレーやラーメンは和食ですか? | | |
第一章 「和食」の誕生 | | |
1 すしはファストフードだった-江戸時代まで | | |
一汁三菜の成立/懐石料理の特徴/ご飯はどのように食べられていたか/味噌と醬油/江戸の料理文化/にぎりずしの誕生 | | |
2 「今日もコロッケ」-明治維新がもたらしたもの | | |
肉食解禁/洋菓子はバタ臭いと嫌われた/和洋折衷料理/コロッケととんかつ/カレーライスの誕生/日本料理の洗練 | | |
3 憧れのハンバーガー-敗戦後の大変革 | | |
戦争と飢餓/インスタントラーメン誕生/ダイニングキッチンと中華料理/みんな大好き、コッペパン/ハンバーガー上陸 | | |
第二章 昭和育ちの食卓-私が食べてきたもの | | |
1 ベースはすでに洋食 | | |
主婦雑誌の全盛期/お母さんの洋食/野菜嫌いの子ども/お手伝いをしなかった世代/オーブンが家にやってきた/食品公害の時代 | | |
2 農村暮らしから引き継いだもの | | |
農山村の暮らし/収穫の秋/もちとお正月/山の恵みと田植え/人を迎えるお盆/一年間でまわす台所/家じゅうが食料保存庫 | | |
3 外食大好き | | |
家族で行く百貨店食堂/ファミレスができた/楽しいマクドナルド/イタ飯ブーム/エスニック料理の登場 | | |
4 メディアが描く食のかたち | | |
『オレンジページ』の革新/昭和育ちの世代論/加工食品の時代/料理メディアの和食/敬遠される出汁 | | |
第三章 和食の今と未来 | | |
1 和食の何が危機なのか | | |
遅れた国コンプレックス/発酵調味料と戦争/変わる家庭の台所/女性と料理 | | |
2 学校給食は進化する | | |
学校給食の歴史/迷走する献立/理想の給食 | | |
3 家庭科の役割 | | |
家庭科と女子/ご飯と味噌汁/現在の家庭科教科書/料理する男子/弁当の力 | | |
エピローグ 変わり続ける和食 | | |
地産地消の取り組み/現在の和食 | | |
おわりに | | |