目次
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はしがきにかえて、大昔のすその、富士山のはじまり、アイヌのユーカラのように、延歴のふん火、貞観のふん火、水の洩れる川口湖、噴煙とふん火の周期、一ツ星の好助爺さん、宝永山ふん火の歌、富士山北口の記、富士山の成り立ち、浅間神社のはじまり、浅間神社を完成した村上光清、富士講の盛衰、役の行者、富士講の起源と現況、富士講の開祖角行、中興の祖食行身禄、忍野八海、湧く池、濁り池、鏡池、菖蒲池、銚子池、底抜池、お釜ヶ池、出口の池、桂川の起源、吉田の火祭、今の吉田は第三の故郷、足和田村の災害、ふる里の村々、阿曽谷、富士谷、大原七郷、五味子献上のこと、御薬園のごむし取り、諏訪の森、御薬園、きつねこんこん、そうれお通り、五味子が化けた海気織、百年間に六倍の人口、新倉村の掘抜工事、水無しの里、三吉といその歌、工事のはじまり、安竜と源蔵、竜宮洞窟へ、雨乞い祭り、安竜遂に起つ、一杯こうやの梅の木は、奥脇太郎左右衛門のこと、工事完成、上郷の支配者小林尾張守と御年貢明細、すそ野の冬ごもり、漂安の旅がえり、籠坂の峠から、男天国の別天地、蒼竜隊々長、御鷹丸尾と入会山、福地用水のはじまり、水かけ麦、上吉田は御師町下吉田は百姓町、寒の水の荒行とお寒申、阿曽谷の春、その頃のお正月、圧制的な五人組規約、若い衆の正月遊び、道祖神祭りと「どらぶち」、富士に因んだ歌のかず〱、御師同志の内紛書状、筒粥の神事、農民の暮らしと万作焼け、万作物語りのはじまり、会所の寄り合い、上吉田村の町、幕末の上吉田の俤げ、富士に登った最初の外人、上吉田の東し背戸、長寿餅、御師団と百姓との政治争そい、伝兵衛起ち上がる、農民から御師への訴状、蒼竜隊の玉子、花水庵春登上人のこと、火元になった人情りよう師、御師団の衰兆、品川の御台場工事、万寿屋の没落、隠し畑検地のふれ流し、上吉田の大火と万作の失踪、伝兵衛危うく毒殺、チックリ嘉平の策戦、検地役人出張、頼三樹三郎谷村に潜伏、参考古文献、隔掻録、月所著、富士日記、加茂季鷹、すそ野物語年表、あとがき、
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