自然災害情報室より、『令和6年能登半島地震・奥能登豪雨特別展示』の開始についてお知らせいたします。（開催期間：2025年10月～2026年4月）
本展示は、2024年に発生した能登半島地震と奥能登豪雨の記憶を風化させず、その教訓を未来へつなぐことを目的としています。
「記録」「学び」「行動」の3つのテーマに沿って、現地新聞や、災害のメカニズムを分かりやすく解説した研究員作成パネル、専門家が選書した「研究者の本棚」特別バージョン、明日から実践できる防災のヒントなどを展示しています。
お近くにお越しの際は是非お立ち寄りください。
▼ 展示案内図
『ーー記録』 その日、能登で何が起きたのか
2024年1月から12月までの朝刊1面を展示しています。
発災直後の衝撃から、復旧・復興への道のりまで、社会の関心がどう移り変わったかを紙面から感じ取ってください。
災害と被害の概要、自然災害情報室が実施した経年調査をポスターにして展示しています。
また、自然災害情報室の司書が選んだ関連資料を紹介文と共に展示しています。
『ーー学び』 地震や豪雨のメカニズムを知る
災害のメカニズムや被害の全体像を、専門家である研究員が分かりやすく解説したパネルです。今回は、能登半島地震と奥能登豪雨に焦点を当てた5枚を特別に展示しています。
隣接する「研究者の本棚」も、今回のテーマに合わせた特別選書です。
防災科研機関リポジトリでオンライン刊行中の主要災害調査が閲覧できます。
https://nied-repo.bosai.go.jp/search?search_type=2&q=1751936687261
『ーー行動』 能登の教訓を、私たちの備えに
明日からできる避難と備えのヒントを、研究員と司書がそれぞれの視点で厳選しました。専門的な解説パネルから、すぐに役立つ資料まで、あなたの防災知識をアップデートします。
【隠れ防災グッズを探せ！】写真中央のパンダ。一見普通のぬいぐるみですが、実はこれ、いざという時に役立つ防災グッズなんです。
答えはぜひ展示で確かめてみてくださいね。