タイトル | 著者 | ページ |
はじめに 文房具を知れば、人類発展の歴史がわかる!? | | |
第1章 書く、消す | | |
鉛筆 | | |
ざ 今の鉛筆はナポレオンのムチャぶりから生まれた | | |
ミニコラム 鉛筆の進化の歴史 | | |
ざ 「財閥じゃないよ鉛筆」を三菱鉛筆が作った悲しいワケ | | |
び 日本に現存する最古の鉛筆は徳川家康のもの | | |
ミニコラム 最新の鉛筆たち | | |
シャープペンシル | | |
び 0・5ミリのシャーペンの芯はじつはもうちょっと太い | | |
び SHARPという社名はシャープペンシルが由来 | | |
ミニコラム 最新のシャーペンたち | | |
ペン | | |
ざ 羽根ペンの羽根は生きた鳥から引き抜いて作ってた | | |
び 美しいアラビア文字は葦ペンから生まれた | | |
び 東洋の歴史でいちばん長くつかわれた筆記用具は、筆 | | |
ざ 発明されたペンはどれもインクにつける手間があった | | |
ざ 昔のインクはすごい酸性で紙もペンもすぐボロボロになった | | |
び 万年筆が書けるのは毛細管現象というしくみのおかげ | | |
び 店員さんが白い手ぶくろでボールペンの便利さをアピール | | |
び カラフルなボールペンはこだわりまくる日本人が生んだ | | |
び ボールペンを買うとき日本人だけがやることがある | | |
ミニコラム 最新のペンたち | | |
消しゴム | | |
ざ 天然ゴムの消しゴムは夏はベトベト、冬はカチコチ | | |
び プラスチック製の消しゴムはじつは日本生まれ! | | |
ざ 消しゴムとしてつかったパンを貧乏な画家は食べていた | | |
ざ すぐにつかわれなくなったタイプライター専用の消しゴム | | |
修正液 | | |
び 白い液でぬりつぶす修正液はミスにもめげない女性が作った! | | |
修正テープ | | |
ざ 特許は先に出したのに発売は2番めになった日本企業 | | |
筆記用具の使用時期年表 | | |
第2章 削る、切る | | |
鉛筆削り | | |
ざ 鉛筆削りの普及のウラには悲しい事件があった | | |
ミニコラム 使い勝手はわからないけどとにかくカッコいい鉛筆削りコレクション | | |
ミニコラム 最新の鉛筆削りたち | | |
カッター | | |
ざ 最初のカッターの刃は58度という中途半端な角度 | | |
ざ クレームが来ることもあるカッターの刃のへこみの意味 | | |
び 刃を折る式のカッターの名前はちょっとしたダジャレ | | |
はさみ | | |
ミニコラム 使い道いろいろ! はさみコレクション | | |
ざ 日本にはさみが広まったのは刀鍛冶の仕事がなくなったから | | |
第3章 つける、貼る | | |
のり | | |
ざ 舌切りすずめが食べてたのりはほぼ、ただのおかゆ | | |
ざ のりはもともとすぐ腐っちゃうものだった | | |
び 今の白いのりはトウモロコシやタピオカが原料 | | |
ざ アラビックヤマトのこはく色は弱いのりだと思われないため | | |
び のりのフタがまるいのは乾燥するのをふせぐため | | |
テープ | | |
ざ かわいいマスキングテープはハエトリ紙から生まれた | | |
び あなたが想像するガムテープはたぶんガムテープじゃない | | |
び セロハンテープはやってみたらできちゃったもの | | |
ざ 昔はどんなシールでもなめるのがあたりまえだった | | |
ふせん | | |
ざ ふせんはもともと貼ったらはがせないものだった | | |
び 使い道のわからないのりからポスト・イットは生まれた | | |
ざ ポスト・イットは発売直後まったく売れなかった | | |
び ポスト・イットの黄色はその色の紙しかなかったから | | |
び ふせんのはしっこに色をつけているのは日本だけ | | |
び ふせんが何度もつかえるのはじつはスキマだらけだから | | |
第4章 束ねる、とめる | | |
紙 | | |
ざ 羊皮紙はヒツジ1頭からA4用紙4枚しか作れない | | |
ざ くさび形文字が直線なのは曲線が書きにくかったから | | |
ざ エジプトじゃないと作れないめんどうな紙・パピルス | | |
ざ 中国などでつかっていた竹簡は1枚で20字くらいしか書けない | | |
ざ ミイラの包帯も紙の材料としてつかわれていた! | | |
び シルク(絹)は今でも紙としてつかわれている! | | |
ざ オイルショックに翻弄された石油で作られた紙・ユポ | | |
ミニコラム 紙の進化の歴史 | | |
ステープラー | | |
ざ 昔はただの針をさして紙をとめていた | | |
ミニコラム ステープラーの進化の歴史 | | |
び 針なしのステープラーはじつはけっこう昔からあった | | |
紙の使用時期年表 | | |
第5章 数える、刷る、入れる | | |
計算機 | | |
ざ かつてそろばんつき電卓という謎の合体アイテムがあった | | |
び 中国と日本のそろばんは球の数がちがう | | |
ざ 西洋の計算機・アバカスだと大きい数字の計算が超たいへん | | |
ざ 初期の計算機はハンドルを何度もガチャガチャさせた | | |
ざ はじめのころの電子計算機はめちゃくちゃデカくて高かった | | |
び カシオが生み出した電卓は世界に衝撃をあたえる安さ | | |
ざ 計算尺は「だいたいの数字」しかわからない | | |
ざ ゼロがない時代の筆算は言葉や文字でがんばっていた | | |
印刷機 | | |
ざ 明治時代はコンニャクでプリントを作っていた? | | |
ざ 昔の木版で本を作るときは1字まちがえたらやり直し | | |
び ガリ版という名前の由来は作るときガリガリ削るから | | |
筆箱 | | |
ざ ものすごくよく燃えてあぶないセルロイドの筆箱があった | | |
び 昔は紙のノートではなくミニ黒板をもちあるいていた | | |
ざ 戦争によって金属がつかえずいろいろな代用文房具ができた | | |